タマさんの全翼機No2
スパン1500mm
翼弦、翼中央、300mm翼端100mm
詳しいスペックは不明
RC,Futaba,T6XA,FP-R116FB
サーボUM9Gx2
バッテリーリチュウムCR2x2
構造バルサ組みにオラライト
タマさんの新型全翼機です。(1999/2/11UP)
トラス構造の主翼が超美しく、主翼内に全てのメカ類を収めているのでまさに全翼機、前回の物と比べてかなり高性能になりました。今回はテーパー翼を採用し効率UPを狙ったとのこと。浮きがかなり良いようです、テーパー翼なので、翼端失速が心配ですが特に問題無いとのこと、翼型を翼央から翼端まで一定にして捻り下げを多めにしてバランスをとっているので、大きな捻り下げの効果で翼端失速を防止していると考えられます。私の全翼機は、抵抗になる捻り下げを減らそうと翼端の翼型を薄くし、結果として翼端失速が出るのでテーパー無し、と言う形で進化して行きましたが、タマさんは捻り下げか増えても形状で抵抗を減らそうと考えたようです、私も次は翼端の3/1ぐらいにテーパーを付けようかと考えてますし、タマさんは翼型を・・・とか言っていたので、最終的には今の私の機体とタマさんの機体の中間ぐらいに落ち着くのかな。私の機体にはそこそこ満足していたのですが、まだ煮詰めるところがあるなと、今回のタマさんの機体を見て思いました。
左は主翼の構造です、スパー注目、カンナで削ってテーパー状にしたそうです。エルロンは普通にテーパーエルロンに見えますが、翼にもテーパーが付いているので、比率で考えると少し逆テーパーになります、エルロンヒンジもキチンと翼型が崩れない方法(実機のスホーイSU-31に近い構造)で取り付けるなど、凝りに凝った作り、職人芸!バルサの飛行機は良いですね、私は作らないけど。
右は投げるときの指かけ穴です、どこかで見たことある配列・・・そう、ボウリングの玉です、私も全翼機に手投げ用に胴体を付けてみたり、しましたが、幅が狭くて持ちにくかったり、ぐらぐらしたり・・・全翼機はハンドランチ用にはちょっとね、などと言ってましたがこれで解決です。ナイスアイデア、早速B2の持つ付近を、ホジホジしました、胴体の細いハンドランチにも使えると思います。
タマさんは今モスキートクラスの全翼機を作ってるらしいので、完成したら又UPします。
タマさんの全翼機No1
スパン1500mm
詳しいスペックは不明
RC,Futaba,T6XA,FP-R116FB
サーボUM9Gx2
バッテリーリチュウムCR2x2
構造バルサ組みにオラライト
友人のタマさんの全翼機です
私の機体はスチロールコアにバルサプランクですが、タマさんの機体はバルサリブ組みで作られています、非常にキレイで工芸品のような仕上がりです。
左の写真には翼端板が付いていませんが、ドラック ラダーをテスト中です。
機首部分はご覧のとうり、猛筋類をイメージしてます、クチバシ部分はスタイロフォーム製で、ぶつけた時に衝撃を吸収するようになっています、
ハンドランチ専用で、海岸でスロープソアリングしていると、鳶がよって来るらしいです。
右の写真はエルロン部分のクローズアップですが、エルロンまでトラスリブ組み、良い仕事です。ここでエルロンの形状に注目して下さい、翼端側の方が大きい逆テーパーになっています、私の機体もそうですし、ドイツのヴォルフガング シェイパー博士のソーラープレーンもこうなってます。実機のホルテンでは翼端がバランスタイプになっています、後退角が付いているので翼端のほうが重心から遠いので、翼端の舵面積を大きくした方が効率的です、またアップを引いた時に捩じり下げ効果が出るので向かい角が大きい時(失速寸前の最低沈下率で粘るとき等)に安定性が増します。
今後の改造は捩じり下げを減らして翼型を薄くする予定だそうです。