全翼機No2

無尾翼機飛ぶ
スパン 1500mm
全長 550mm
翼面積 30dm
翼型 RAF32(8%)>RAF33mod(8%)>RAF34(5%)
捩じり下げ 0度>1度>3度
上反角 0度
重量 300g(ユニオンモデルrRCライトプレーンパワーユニット6V110mAh)
RC 2サーボ 1アンプ
バックアップ電源 リチュウムCR2
構造 主翼 スチロールコア バルサプランク カーボンロービング一部補強 Miracle Film
胴体 バルサ スタイロフォーム Miracle Film

三種類の胴体ほとんど見分けが付きませんが完全な新型機です。
全翼機No1からの変更点は。
@翼端の翼厚変更。(8%>5%)
A翼端の捩じり下げ変更。(3.5度>3度)
B上反角の変更。(翼端3度>0度)
Cパワーユニットの変更。(スピード400ギアダウン>ユニオンモデルRCライトプレーン用)
変更の目的は。
@は、もう少しスピードを出したいので。
Aは、全翼機No1が少しダウントリムだったので捩じり下げの適正化。
Bは、旋回性の向上のために安定を落とすため。
Cは、軽量化。
@ABは主翼の作り直すだけですのでCに付いて。

ユニオンのパワーユニット改造方法全翼機用の胴体を三種類作りました。
上からハンドランチ用。(220g)
ユニオンRCライトプレーン用。(300g(6V110mAh)
スピード400用。(465g(8.4V500mAh)520g(12V600mAh)
(共に飛行重量、ハンドランチ用とスピード400用は全翼機No1から使い回し)
ユニオンRCライトプレーン用胴体の作り方ですが、まず、パワーユニットをプッシャー型に改造します。(トラクターで機首に積むと重心が合いません)
パワーユニット1セットと、RCカー用の部品でタミヤの、Mシャーシ・強化ステアリングロッドセットと、3mmナイロンナット、540モーター用のピニオンギア、3mmぐらいの千枚通しを用意します。
まずパワーユニットの軸受けのハトメの穴を広げます
ハトメを540モーター用ピニオンの穴に入れ、千枚通しでハトメの穴を広げます。
つまり540モーター用ピニオンはメス型、千枚通しはオス型です。千枚通しだけで穴を広げるとハトメが破けます。
次に、パワーユニットのスパーギアをシャフトから抜きます。(540モーター用ピニオンにシャフトを差し込み千枚通しで突くと曲がらずに抜けます)スパーギアをステアリングロッド(2本入りの長い方)の正ねじ側にねじ込んで行き、ネジの無い所まで行ったら2、30mm押し込んで元のシャフトのようユニットにに組み付け、位置が決まったら瞬間接着剤で接着します。(たいしたパワーでは無いのでトルクが掛かっても接着が剥がれる事はありません)
最後にプロペラハブをステアリングロッドの逆ネジ側にねじ込み、プロペラブレードを反対向きに組み直し、スピナーを付ければ完成
です。

コネクター加工胴体の作り方は一般的な方法なので省略します。
RCの搭載ですが、動力用の6V110mAhの他にサーボと受信機専用の電池を積んでます。6V110mAhは、サーボと受信機だけでも40分ぐらいしか持ちません。
アンプにオートカットが付いていたとしてもオートカット後サーマルに乗ったら?
UA5Gアンプを使う場合は受信機につながるコネクターの+線を引っこ抜き絶縁して下さい。忘れると、サーボと受信機用の電池もモーターに使われてしまいます。
尚この方法は説明書にも載ってませんし当然メーカー保証もありません

フライトインプレッション

スピードは少し早くなったカナぐらいでよくわかりません
トリムはほんの少しアップに成りました、捩じり下げは3.25度がベスト?
旋回性は問題になっていた旋回中の高度低下は、上反角0度と翼端板の面積の適正化(少しずつ切りながらテストを繰り返す)やエルロンの差動のセッティングにより普通のグライダー並になりましたが、低速飛行時にフラットスピン状態になる事があり注意が必要です。
ユニオンRCライトプレーン用パワーユニットは引きは十分ですが、スピードが出せないようで、モーターラン時は最低沈下率の時ぐらいのスピード飛ばすと良いようです。そのスピードだと舵の反応が悪く、プロペラの後流もありませんので、まっすぐに上昇させるのはけっこう難しいですが、最高楊抗比の時ぐらいのスピードだとプロペラがほとんど空回り状態です。パワーユニットの想定スピードと機体の飛行速度がミスマッチのようです、もう少しダイヤが小さくてピッチの大きなプロペラが有ると良いのですが・・・
6V110mAhのバッテリーで2回ぐらい上昇させる事が出来ます、大きなバッテリーを使えばモーターランは長くなりますが、重量を考えるとスピード400もありますし迷うところです。
ユニオンパワーユニットバージョンは軽くて高度が取れるのでサーマルハントも楽々です。
スピード400バージョンはサーマルへの反応がやや鈍くなります。
ハンドランチバージョンはサーマルに乗るとまるでロディオ(軽すぎです)長いショックコードを張れる場所があれば最高です、進入性も良いのでスロープでも楽しめます。
次は(墜落でもさせて壊したらの話ですが)主翼捻じり下げ3.25度、パワーユニット280クラス、で作って見ようと思います。

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