GeeBeeR2
(Herr製)
GeeBeeR2

Herr製(輸入元ユニオンモデル)ゴム動力GeeBeeR2の電動RC化 

スパン、635mm
全長、450mm
飛行重量、255g
パワーユニット、ユニオンRCライトプレーン用
バッテリー5N-350mAh(6v)
コントロールUM9Gx2、UA5G、Simprp,Indoor2000

コックピットあまり変ではありませんが。非ラジコン&飛行機マニアには、無尾翼機よりも異常に見えるようです。
ユニオンモデルがGeeBeeばかり作るようになる切っ掛けになったキットで、精密なバルサのレーザーカットパーツのゴム動力機です。(ディスプレイ用で飛ば無いと言う噂も有りますが・・・)
パーツ点数がかなり多いので難しそうですが、パーツの精度も高いですし、普通にバルサキットを組めれば、問題無く組めると思います。
RC化する時の注意点は主翼のメインギアの内側に補強が必要です。
私はそのまま作ってしまったので、きちんと着陸させても壊れます。
ほかの部分はそのままで良いでしょう。
飛行には関係有りませんが、パイロットは必ず積みましょう。

メカ積みの様子メカはこんな感じにノーズから手を突っ込んで積みますGeeBeeならではですね。
手前からUA5Gアンプ、アンプに隠れてIndoor2000レシーバー、中央がエルロン用、端によって居るのがエレベータ用のUM9Gサーボ、サーボの向こうが5N-350mAh(6V)のニッカドです。
タイトル写真を見て下さい、カウリング何で出来ているか解りますか?
あかいきつねです。
パワーユニットは無尾翼機に積んで意外とパワーが有ったユニオンのRCライトプレーン用
プロペラが大きすぎて(足より長い)滑走離陸出来ませんが、どうせ手投げだし。
デカールは付属しているのですが、水転写タイプなので、赤い部分をポリカ用スプレイで塗装後、クリアーでオーバーコートしました。重量もRCライトプレーンのカタログスペックよりも軽いので、多分いけるでしょう。

コネクターの処理ノーズ部分を丸ごとばらさないとバッテリーの取り外しが出来ないのでコネクターは外に出しました。
積んだまま充電しています。(どうせ一本しか持ってないし)
実はこの機体049のエンジンで一度飛ばなかった機体で今回が二度目の挑戦です。
フライトインプレッション
・・・・飛びませんでした。
パワーが全然足りません、50g重い無尾翼機は飛んだのに。
ユニオンのRCライトプレーン用パワーユニットは、パワーで無理やり的な、空気抵抗の大きな、翼面加重の大きい機体には向いてないようです。
280クラスで再挑戦したいと思いますが、スピード400クラスが必要かもしれません。
その日の夕方に風向きが良かったのでプロペラを回してスロープソアリング(と言って良いのかな)させたら
結構、安定も良く見た目より飛ばしやすい機体でした、パワーユニットさえ何とかすれば楽しめそうです。


1999.3.9UP

GeeBee3度目の挑戦
あ〜あ
スパン、635mm
全長、450mm
飛行重量、205g
モータ、マブチFK180SH
バッテリー6N-120mAh(7.2v)
プロペラ、ユニオンRCライトプレーン用
コントロールUM9Gx2、schulze,slim-08e.gra、Simprp,Indoor2000

懲りずに3度目の挑戦です今回の改造テーマはパワーアップと軽量化です。
@モータをFK-130SZからFK180-SHに変更
Aバッテリーを6V350mAhから7.2V120mAhに変更
B機体の軽量化(足の取り外し)
機体の重量は255gから205gにモーターのパワーは感じとしては倍ぐらい(未測定)反トルクが気になるけど・・・地上でのモーターランは1分(あ〜あ)
まずはパワーユニットの作り方から
用意する物用意する物
@FK180SH(ABCホビーからミニM&Yモーターとして出ているもの)
AKAWADAの1/24電動カー用のモーターマウント(M-24RプラパーツJ)
(トリップメイト用(赤いやつ)じゃ駄目です)
Bφ3xφ6のベアリングx2個
CユニオンモデルのRCライトプレーン用のプロペラシャフト
DユニオンモデルのRCライトプレーン用のプロペラ
E2x5のビス(モーター固定用)
Fサーボの固定に使われているハトメ
Gピニオンギヤー(今回は10枚を使用、調整可能です)
注意点はモータマウントをABCホビーの物(シャフトの長さが足りなくなる)やKAWADAのトリップメイト用(剛性が足りなくてパワーロスする)を間違って買わないようにする事と、ガーデンフライヤー用のペラ(シャフトの長さが足りなくなる)を使わないこと、(シャフトを自作するなら、ABCホビーのマウントやガーデンフライヤーのペラも使えますが)
それからRCライトプレーン用のプロペラは、あくまでFK130SH用なので、FK180SH使うのは自己責任でお願いします。(私は大丈夫でしたが)
FK130-SZ&FK180-SH左の写真はFK130SHとFK180SHの比較です、外径は同じで全長のみ180の方が8mmほど長いです。FK180SHはちょっと前は1/24電動カーによく使われてましたが、パワーが有り過ぎる為、現在1/24電動カーはFK130SHが主流のようです。KEYENCEのヘリなんかにも使われています。
組み立て方は一目瞭然でしょうが・・・注意点だけ、ハトメをベアリングに入れる時多少硬いです。モーターマウントとプロペラハブの間に隙間が開くので適当なスペーサーを入れてください。モーターのエンドベルとプロペラがギリギリなので、配線の固定を確実にしてください。ピニオンギアーは取りあえず1分ぐらい飛べば、と付け替えながらテストし10枚を使いました。
モーターマウント機体への固定はバルサでマウントを作り両面テープとグラステープで固定しています、サイドスラストを思いっきり付けてください(後記します)
3回目の飛行
当日は快晴で無風と絶好の飛行機日よりでした。
・モータをフルパワーで手投げ>反トルクで左に・・・・
・エルロンを右>効かない!
・パワーを絞るが・・・>ガッチャン!
・あ〜あ
左の主翼が根元から折れ、ペラも片方折れてしまい、タイトル写真とほぼ同じ壊れ方、その場で直るレベルでは無いので又後日挑戦となりました。
3回目の飛行で解ったこと、パワーは足りそうである、反トルクが強烈、投げてからパワーを掛けたほうが良い、など。
で修理と調整、サイドスラスト5度、(こんなに付けていいの?ってぐらいの角度です。)実機のように垂直尾翼をオフセットしても良いかもしれません、この時点で足は取っちゃいました、リペア痕も未塗装で満身創痍って感じです。
4回目の飛行
2週間ほど機体は出来ているのに飛ばせず当日は風速4M/S曇り空・・・今考えるとやめといた方が良かったかも、手投げが楽で良いね、などと言いつつ・・・
・モーター中速で手投げ>スーっと高度を下げながら飛行・・・
・モーターをプルパワーに>軽々と高度を上げて行くGeeBee
・飛んだ、飛んだ!>少しダウンを打ちつつ・・・
この時点で、反トルクで少し左に向かっていましたが、気にせずに風が強かったのでスロープソアリングの時のように左に流していきました。
・そろそろこっちに・・・(右旋回)>いきなり左にヒックリカエルGeeBee
・え?(なんで?)>GeeBeeは地面に向かって真っ逆さま・・・
・エルロン右エレベータアップで立て直すが・・・>左翼から地面に・・・
・なに今の?・・・
・・・取りあえず記念写真でも。(タイトル写真)
とゆう訳で今回飛行中の写真が有りません。
五秒程でしたが、取りあえず飛んだと言って良い飛行でした。
いきなりゴロン!っと行ったのは風のせいだと思いますが・・・・
直すのは見た目ほど大変では無いので風の無い日に再挑戦したいと思います。
それにしても、こんな”普通”の飛行機に、こんなに苦労するとは、なんだか燃えてきました、意地でもちゃんと飛ぶまでやるぞ。

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