ステルスB2
(GWS OK模型)

有明ビックサイトの、98’プラモデルラジコンフェアで見て、一目惚れ。
会場前に、会場の中を飛ばしているのを見ましたが、中々良い飛びでした。
発売したらすぐに買ってレポートしたいと思います。
ステルスB2(GWS OK模型)
Span          860mm
Length         380mm
Area          12.8bm2
Airfoil           E180
Weight          140g
Ni-Cd     6v50-110mAh
モーター付き
3Ch2サーボ(エレボン)
スペックはキットのパッケージから。

キットの中身キットの中身(1999’1、9UP)
無尾翼機、しかもこのサイズ、手ごろな価格、これは買うしかないでしょう。(別にOKの回し者ではない)
この機体はパッケージもユニーク、デリバリーピザのサイズです。
パワーユニット注目のパワーユニットは双発で14g、チョット飛ぶとは思えないサイズです、見本市会場で飛ばしてましたが、双発機独特の共鳴音を残して飛んでました、後々流用するにも楽しみなユニットです。
バッテリーはOKの広告では6セル(7.2v)でしたが、パッケでは5セル(6v)になっているので、手持ちの110mAh、5セル(ユニオン、RCライトプレーン用)とUA5Gアンプ、UM9Gサーボx2、インドア2000レシーバーを積んでみようと思います。見本市の機体は、JRの標準サイズのレシーバーに110mAh、6セル(細長いセルの方、内部抵抗が大きい)だったので、重量、パワー的には意外と余裕が有るのかもしれません。
外翼、捻り下げ外翼部分の捩じり下げの写真です、約12度、ビックリするぐらい捩じって有りますが、中心部分に捩じり下げ無し、翼型がE180であることも考えると、このぐらいは必要なのでしょう。
機体構造は発砲スチロール(発砲率低め)のドンガラで特に補強は入っていませんが十分な強度が有りそうです。目立た無いように透明の垂直尾翼が二枚入っていますが、なんとFRP製、変形しないようにとの配慮だと思われますが、細かい配慮に好感が持てます、見本市のときに聞いたところ、垂直尾翼は無くても飛ぶらしいですが、旋回時に高度が落ちるとゆうことです、2アンプでモーターをコントロールして旋回とかもやって見たいですね。(手持ちのプロポでは6Chレシーバーを使わないとミキシングできませんが)
又スケール機らしくノーズギア、メインギアなども付いていて(飛行時は外すように指示)、良いキットです。台湾製とゆうことで、チョット心配だったのですが、日本のメーカーも頑張らないと追い越されちゃうぞ。


下半角機体製作リポート(1999’1,26UP)
機体製作は、まず翼の結合部分を平らに削り(材質はスタイロフォーム系?ポリスチレンかな?サンドペーパーでさくさく削れます)カンザシを入れて接着に説明書では成っていますが、私はカンザシは省略しました、エポキシで接着してセロハンテープを一周巻いています、外翼に下半角が付いているので真中を浮かして置いて、翼端が常盤に付くようにして接着します、この機体で一番面倒くさい作業はここでした、この作業を終えるとほとんど機体の全体像が見えるのであっと言う間に完成のように思いますがこの後もこまごま作業が残っています。次にエルロンを切り取ります、中央側は溝が切って有るのでその通り切ります、外翼ケガキ線の通り切れば良いですが、ケガキを上下に入れてほしかった、又切っただけでは動かないので、端面を斜めに削ります、ちょっと面倒ですが捻り下げの付いた翼の断面を正確に保にはこの方法が正解かな。切り出したエルロンはセロテープで止めます。エルロンリンケージ
次にエルロンのリンケージですが内側と外側は柔らかい4mmx0.3mm樹脂版(PET?)でつないでいます、ヒンジの向きが平行で無いので動かすと位置関係が変わりますが、この部分で吸収しつつキチンと力も伝えています、ナイスアイデアです。内側エルロンとサーボの間は普通にリンケージしています、デルタウイングのミキシングが必要です。UM9GX2を個使用しました、リード線はカッターで機体に切りこみを入れて埋め込みセロテープで塞ぎます、コネクターをメカルームに通す時は、コネクターのプラ部分を一度外すと大穴を明けないですみます。写真ではリンケージパーツを先に付けてますが、垂直尾翼を先に付けましょう、私は後から付けて余計なところまで接着剤を付けてしまいました。パワーユニットは説明書ではエポキシで止める指示ですが後でほかの機体に流用したいので、両面テープで止めました、バッテリーをつないで回してみましたが特に問題無さそうです。メカスペース
メカ積みはサーボのコードを延長したく無かったのでちょっと変則的な積み方をしていますがスペースは十分です110mAh-5N(6V)とUA5Gアンプ、シンプロップのインドア2000で飛行重量140gで上がりました。バッテリーはベルクロ止め、キャノピーはフックをバッテリーの後ろとキャノピーの裏に貼り付けて輪ゴムで止めてます、キットにベルクロとフックが付いている所もえらいな。バッテリーは取りあえず、5セル(6V)で行きます、UA5Gアンプにはレギュレイターが無いので6セル(7.2V)だとレシーバーとかサーボが壊れそうなので、
モーターを回した感じでは結構パワー有りました、モーターランは地上で3分ほど、サイズを考えると良いほうでしょう。
来週は飛ばしに行けるかな。


飛行中フライトインプレッション(1999’1.31UP)
早速飛ばしに行きました、当日の天気は快晴、風速2〜3m/sの飛行機日より、この小型機に2〜3m/sの風がどう影響するか、パワーは本当に足りるのか、等きちんとしたメーカー製なのに投げるまでどうなるのか解らないと言う、じつに私好みのキットです。110mAh-5N(6V)を250mAで充電し、オートカット後すぐに飛行させました、(取り説にも電池が暖かい内に使用するように指示されています)今回は右手がリハビリ中なので、手投げはタマさんにお願いしました。手投げ後の機体はさすがにぐんぐん上昇とは言いませんが、それほど気を使わなくても良いぐらいのパワーは有ります、操縦性も、私が無尾翼機慣れてるせいもありますが特に変は癖は無いようです。飛行速度は2、3年前のハンドランチグライダーぐらい、風にもそれほど弱くありません、ただ6vのバッテリーでは、手投げの勢いとモータパワーで30秒ぐらいで20mほど高度をとったあたりから、パワー不足を感じ始めました、いわゆるバッテリーの中ダレです。旋回で高度を落としてしまうと、中々もとの高度に回復しません、ハンドランチグライダーの経験が無いと難しいかも、もちろん7.2vのバッテリーなら中ダレし ても6Vの最初の30秒ぐらいのパワーが有るので、まったく問題無いと思います、特別な理由が無ければ7.2Vを使いましょう。そのままのパワーで3分ほど飛ぶと本当に電池切れになり高度が回復できなくなります。、アンプにオートカットが無いのでさっさっと着陸させます。モーター止めるとグライド全然伸びないので着陸は楽ですが、モーター積まずにスロープ用に・・・と言う野望は崩れました。なんだか楽しくて、同じ電池で一日に3回も飛ばしたら、3回目は30秒ほど飛行時間が短くなりました、やっぱり無理はいけませんね。こうゆうキットをメーカーさんが出すようになると我々の出番無いな。最後にこのキットを作ったGWS社と輸入したOK模型の勇気に拍手を送りたいと思います。

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